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子育て世代医療職支援についてアンケート調査報告 (2023年5月実施)

「子育て世代を支援する取り組み」について皆さまのご意見を伺いました。アンケートの結果をお知らせします。

目的  「子育て世代を支援する取り組み」に向けて
対象  全ての教職員
期間  2023年4月末~20203年5月末
方法  Googleフォームで回答
回収  37件 (男性18名、女性19名)

問1.職種を教えてください

 

問2.仕事と育児の両立に際し、上司や同僚の声掛けや気遣いを受けた経験はありますか?

 

問3.上記設問で「はい」と回答された方にお尋ねします。どのような声掛けでしたか?

・妊娠、育休に伴いキャリアの遅れに不安や焦りを感じているときに、「今は同期と差を感じるかもしれないが10年後はあなた次第でその差はフラットになる」と上司自身の経験も踏まえ励ましてくれ、それが今頑張れる力になっている。
・子供が病気で休みをもらうときに、「小さいうちは病気になるのも子供の仕事ですからね」と当たり前のように言ってもらい休みやすかった。妊娠中の体調不良や子供の体調不良で授業も急に休まなければいけないかもしれないという状況が何度もあったが、「無理だったら代わりにやるし、補講の日にやってもらってもいい」、と言ってもらえた。
 

問4.「イクボス」という言葉をご存じですか?

 

問5.「イクボス」とは、部下や同僚の育児・介護等に配慮や理解のある上司のことです。該当する項目に選択してください。

 

※「イクボス」に該当する方として多数ご紹介をいただきました。ここでは個人名の公表はしませんが、今後「イクボス」を進めていく際にご協力をお願いいたします。

問6.産後パパ育休(出席時育児休業)制度をご存じですか?

 

問7.「産後パパ育休」とは、子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能な制度のことです。(育児休業制度とは別の制度です。)

 

問8.上記設問でなぜそのように回答されたのか、理由を教えてください。(自由記述)

【自分もしくはパートナーの産後パパ育休取得を考えている】との回答から
・どんどん広げていくべき。父親も育児の大変さを知るべきだと思う。
・出産のチャンスがまたあれば配偶者にとってもらいたい。
【知らないが興味がある】との回答から
・子育て支援時代
・同僚など職場の人に伝えたい。
【知っているが取得は考えていない】との回答から抜粋
・本当は取得したかったが、同僚や上司に叱責されそうだったから取らなかった。
・大学院生であり、パパ休の間に指導が受けられないと困るため。

問9.現在育児中ですか?

 

問10.上記設問で「はい」と回答された方にお尋ねします。育児中のお子様は以下のどの区分に該当しますか?

 

問11.「育児休業」とは原則子が1歳(最長2歳)まで取得できる制度です。この制度は男女ともに取得できることをご存じですか?

 

問12.男性は女性と比べて育児休業制度を利用しにくいと感じますか?

 

問13.上記設問で「はい」と回答した方に伺います。女性と比べてなぜ取得しにくいと感じますか?

 

問14.今後育児をすることがあれば、育児休業を取得したいと思いますか?(子育てを終了している方も回答可)

 

問15~問20は過去10年以内に実際に育児を経験した方にお尋ねします。

問15.育児休業制度は利用しましたか?

問16.父親と母親のどちらが取得しましたか?(上記設問で「はい」と回答した方)

問17.上記設問で父親と母親の育児休業取得日数の割合を教えてください。

 例 (父:母=1:3)
父親 母親  
2 8  
1 12  複数回答
3 10  
1 3  
0 10  

問18.育児休業を検討する際に男性(父親)が取得することを考えましたか?

 

問19.上記設問で「はい」と回答された方は実際に取得されたかどうかお尋ねします。

問20.「検討したが取得しなかった」その理由を教えてください。

 

その他(自由記述)

・職場の事情でパートナーが休みを取得しにくい。
・その時は(約15年前)男性が育休をとるという文化があまりなかった。
・仕事を誰かと変わることができないから。

在宅勤務についてお尋ねします。

問21.在宅勤務が認められたら良いと思いますか?

 

問22.セミナーなどzoomなど併用してハイブリッド開催を継続する方がいいと思いますか?

 

問23.在宅勤務について利点、不利な点をどのように考えているかを教えてください。

【利点】
・職場に行かなくても仕事ができるのはいいと思う。
・優秀な人材の確保(本学周辺でなくとも良い)、現有の人材についても移動時間のゼロ時間化、またこれらが進むことでインカンレスや書類の受け渡しなど効率的な仕事ができる。
・仕事ができる時間を有効に使うことができる。子供を保育園に預けられない時でも最低限の仕事ができる。

【不利な点】
・自己管理できる場合は良いが、そうでないとさぼることも可能であるのは不利な点である。
・実際にその場にいないといけない仕事は出来ないため、同僚にお願いする必要がある。(書類の提出・電話・来客対応など)
・監視、管理の手間がある。成果がわかりにくい。顔を合わせたほうがやりやすいなどの意見があるし、そのほうが効率的と感じることもある。上司が否定的。


ご意見

問24.現在お困りのことがありますか?(差し障りのない範囲で教えてください。)

・時間外勤務がしづらいが、セミナー等が時間外にある事が多く、参加したくてもできない事が多い。オンライン併用やオンデマンドを継続してくれると助かる。
・看護師は夜勤をしないと正社員ではないと言われており、パートナーと協力し、夜勤が被らないよう調整しています。

問25.センターへの要望やご意見をお知らせください。

・休憩室は設置されているのでしょうか?妊娠中の体調不良時に休憩できる場所があればよい。(ベットで横になれるところが望ましい)総合研究棟にあった方がよい。
・看護休暇など知らない制度は使えないので、対象者にしっかり伝わるようにしてほしい。たとえば妊娠中にいろいろな手続きの書類をもらうが、そのときに看護休暇の話をされても覚えていないので、産後復帰のときに使える制度の一覧をもらえると便利。産後は調べる気力がなかった。
・イクボスセミナーをお願いしたい。
・取得しやすい形、キャリア停滞ではなく、両立できるような支援プランが確立していくとよいと感じる。

「子育て世代医療職支援について」のアンケート結果は以上です。 いただいたご意見をもとに今後の活動に繋げてまいります。

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