1. ホーム
  2. 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科

当科について

呼吸器内科を専門にする内科です。内科学(I)という講座の中にあるため、週1回の医局会では、同じ医局に属する代謝内分泌内科・血液内科と意見交換しながら、診療にあたっています。
対象とする疾患は、肺癌から抗酸菌感染症、気管支喘息・COPD、睡眠時無呼吸症候群と、多岐にわたっています。このため、肺癌検診や塵肺検診の胸部X線読影の様な検診業務のみから、主に喘息や抗酸菌感染症を外来主体で診る、または生死の問題が身近な肺癌を入院を含めて診るなど、様々な診療形態が可能です。
取得できる資格は、総合内科専門医だけでなく、呼吸器専門医、アレルギー専門医、呼吸器内視鏡専門医、がん治療認定医、抗酸菌治療認定医など多数あります。
詳細につきましては、診療科のご案内および当科ホームページをご参照ください。
医師としての勤務先は、当院以外にも関連病院・連携施設、あるいは将来自宅開業などがあります、臨床現場への復帰の為にスキルアップを図るにしても、その目標の程度は様々と思います。
このため当科では、復帰希望の方の現状と希望をお伺いした上でディスカッションして、最終的な到達目標を設定し各個人に最適な研修カリキュラムを柔軟に提案します。研修を受けるかどうか迷っている方の相談や見学も歓迎致します。

このような方々に最適

  • 復帰を考えているが、その前に診療の基本を取り戻したい方
  • 基本手技のトレーニングを行いたい方
  • 家庭などの都合で、フルタイムの就業が難しい方
  • 将来、開業を考えているので、 内科的疾患のプライマリケア診療の基本を学びたい方
  • 当科の連携病院での勤務を希望される方
  • 転居などのご都合で、短期間当院または連携施設での勤務を希望される方
  • 当科で研究をしたい方
  • 専門医の取得をめざす方

研修内容

  • 外来診療の見学、陪席を行う。
  • 外来患者の診察を行う。
  • 検査の陪席を行う。
  • シミュレータで模擬診療を行う。
  • 入院患者を常勤主治医と共に受け持ち、診断や治療計画の立て方を習得する。
  • 侵襲的検査・治療の見学や介助を行う。
  • 臨床研究を行い、学会発表や論文発表を行う。

プログラム

特にプログラムはなく、希望に応じます。

呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科のスケジュール

当科のスケジュールを以下に記載しました。スケジュールを組合せてご希望の日時で研修プログラムを作成することができます。
(1)外来
  当科の外来は、月、火、水、木、金曜日の午前・午後と 土曜日(1、3、5週目)の午前です。
(2)回診
  科長回診は火曜日の午後です。
(3)検討会、勉強会
   以下の時間に検討会、抄読会を行っています。

 
午前 外来 外来 外来 外来 外来 外来
  検討会   抄読会 検討会   
  気管支鏡   気管支鏡     
           
午後
外来 外来 外来 外来 外来  
 医局会 回診   CT下生検    
  症例検討会        
  PSG検査        

入院診療

呼吸器科の病棟77病棟を中心にして、看護師・薬剤師と連携を密にして、チーム医療を行っています。
病棟では、臨床倫理カンファレンスなど多職種からなる検討会も積極的行い、職種間の意見交換も積極的に行っています。
大学病院という性質上、入院患者の7割は肺癌関係ですが、他に気管支鏡・CTガイド下生検入院、終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査入院、在宅酸素療法HOT導入入院なども行っています。
 呼吸器内科内部での症例検討会だけでなく、呼吸器外科・放射線科・病理診断科も交えた合同検討会も毎週行って、症例の共有を図っています。
 
クリニカルインディケーター(呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科)

外来診療

一般的な呼吸器内科外来の他、肺癌治験外来、睡眠時無呼吸外来、喘息外来などの特殊外来も行い、年間約14,000人の外来患者を診ています。
特にアレルギー専門医外来の外来見学は、アレルギー専門医取得時の単位となります。
また、塵肺検診外来も見学可能です。

過去に復職した方のご紹介

  • 産休後、他院で勤務された後、当院で常勤医となり専門医をめざしている方がおられます。