ごあいさつ

 学校法人大阪医科薬科大学は、2016年(平成28年)に学校法人大阪医科大学と学校法人大阪薬科大学が法人合併して誕生しました。そして、2021年(令和3年)4月には歴史と伝統のある大阪医科大学と大阪薬科大学が統合し、医学部、薬学部、看護学部を擁する医療系総合大学として新たなスタートを切りました。新生大阪医科薬科大学は、次世代を担う良質の医療人の養成、並びに医学・薬学・看護学が連携・融和うる先進的医療体制の構築と提供を目指し、特色ある学際的教育・研究と新たなチーム医療教育を推進しています。

 一方、薬学教育を取り巻く状況は急激に変化しています。2006年(平成18年)から薬学教育は6年制課程へと移行し、臨床実践能力を身につけた薬剤師を養成することが求められてきました。そのために、2009年(平成21年)には6年制課程に対応した最新設備を整えた講義実習棟D棟が竣工し、その後も臨床教育に主眼を置いた施設設備の充実を推進するとともに、チーム医療・多職種連携教育など臨床教育の充実を図ってきました。その後、2015年(平成27年)の薬学教育モデル・コアカリキュラム改訂を経て、2024年(令和6年)には再度、大幅な薬学教育モデル・コアカリキュラム改訂が予定されています。そこでは、臨床薬学のさらなる強化が求められており、これへの対応が急務となります。このほか、薬学部が現在の阿武山キャンパスに移転して26年が経過したことによる施設・設備の更新や、コロナ禍における対面授業に代わるオンライン等を活用した授業の実施、各種奨学金制度の拡充や薬剤師国家試験対策の強化など、今後も薬学教育環境のさらなる整備・充実が必要となる状況にあります。

 このため、大阪医科薬科大学 薬学部教育環境整備のための募金制度を創設し、在校生の保護者の皆様や大阪薬科大学の同窓生の皆さまなど、広く関係各位にご協力をお願いすることといたしました。皆様におかれましては、本学の事情をご賢察いただき、教育活動の一層の充実とさらなる教育環境整備に温かいご理解とご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

学校法人大阪医科薬科大学
理事長  植木 實   

大阪医科薬科大学    
学長   佐野 浩一  
薬学部長 大野 行弘  

事業計画・使途

 薬学部教育環境整備のため、以下の事業に充当いたします。

 1.教育環境のさらなる整備
 2.薬剤師国家試験対策の一層の充実
 3.海外留学制度の充実
 4.奨学金制度の拡充

募集要項

 
募金の名称 薬学部教育環境整備のための募金
募金の目標額 1,000万円 
募金単位 【個人】 1口 1万円  【法人・団体】 1口 10万円
※口数にかかわらず、ありがたくお受けします
募集対象者  在学生保護者等
募集期間  毎年4月1日~翌年3月31日の年度募集 ※募集の開始:入学後
申込方法


※この募金は任意ではございますが、ご協力をお願いいたします。

顕彰

ご寄付金額(累計)により、銘板にご芳名をしるし、末長く顕彰させていただきます。
ご希望されない場合は掲載いたしません。
【個人】5万円以上  【法人・団体】50万円以上

薬学部キャンパス