中央放射線部

診療放射線技師 I.Aさん(2016年4月入職)

業務内容
中央放射線部では、診療業務としてX線撮影検査やX線CT検査・MRI検査・核医学検査に代表される画像検査、放射線治療、画像支援治療(IVR)などの診療支援、管理業務としてPACS・放射線情報システムなどデジタル情報管理、また医療安全管理・医療放射線被ばく管理など多岐にわたる診療業務への支援を多職種と連携しながら安全で高度な最新の医療技術サービスを提供しています。現在、私はキャリア形成プランの育成プログラム_新入診療放射線技師初期研修・育成研修を終え、X線CT検査の新入診療放射線技師の初期研修を担当しています。単純XCT検査や造影XCT検査だけでなく、冠動脈XCT検査や脳血管XCT検査といったより専門性の高いテクニカルスキルや医療安全などを通じてノンテクニカルスキルに関する教育指導を行っています。


仕事をするうえでのやりがい
新入診療放射線技師育成の一環として、検査に対する患者さんの不安を和らげ信頼関係を築くためのコミュニケーション技術向上を目的に、診療業務が忙しい中でも患者さんへの思いやりを欠かさず、丁寧な対応に努めるよう指導しています。教育指導に関わった後進から「患者さんから“ありがとう”とお声掛けをいただきました。」・「不安な表情で来られた患者さんが検査後には笑顔になって帰れました。」などの報告を受けたとき、大変嬉しくやりがいを感じます。

今後のビジョン
中央放射線部の人材育成は、7年間の育成(能力開発)研修プログラムを経て、その後は専門職として3年間の専門技術を習得する機会が設けられています。そのプロセスに沿い大学病院の放射線技術職に相応した人間性豊かで広い知識と高い専門技術を持つ医療人としての資質を身につけ、また専門性の高い資格の取得にも積極的に挑戦し、さらなる高みを目指し診療業務に取り組みたいと考えています。






職場の雰囲気
先輩の皆さんがこまめに声をかけてくださるので、悩みがあってもすぐに相談でき、とても働きやすく雰囲気の良い職場です。また、2022年7月に開院しました新病院に放射線診療機能が効率的に配置され、安全で質の高い放射線診療医療技術を提供できる環境が整い、先輩の皆さんはより一層の向上心を持って診療業務に取り組まれ、私自身の能力を最大限発揮できる職場環境だと思います。

ワークライフバランス
新入診療放射線技師初期研修・育成研修期間中は、多様な放射線診療業務に携わる時期が続き、業務のオン・オフの切り替えが上手くできない時もありました。その間、先輩の皆さんが自己成長をサポートください、現在は診療業務とプライベートのバランスがとれるようになり、気持ちにゆとりを持って過ごせています。

 ※2022年12月取材時の内容です