リハビリテーション科

理学療法士 M.Sさん(2016年4月入職)

業務内容
リハビリテーション科では整形疾患や脳卒中から循環器、呼吸器疾患、血液疾患や消化器疾患など幅広い様々な領域でのリハビリテーション治療を行っております。
私は現在循環器内科病棟の患者さんを主に担当しており、心不全や心筋梗塞後、末梢動脈疾患の方の理学療法を実施しております。急性期から安全で質の高い理学療法を実施するため、自己研鑽として2021年に「心臓リハビリテーション指導士」を取得し、知識や技術の向上に努めております。


仕事をするうえでのやりがい
重症心不全で座位や立位をとることにも介助が必要だった患者さんが、毎日理学療法を続けることでトイレまで自分で歩けるようになられました。転院される前に「また自分で動けるようになって嬉しい。頑張ってリハビリして早く家に帰れるようにします。」と言っていたただいた時は、患者さんの自宅退院に向けての力になれたと嬉しくなりました。患者さんやご家族から直接感謝の言葉を受け取れることに、大きなやりがいを感じます。

今後のビジョン
当院での新人教育プログラムや日々の診療、勉強会などを通して、心臓リハビリテーションに興味を持ち「心臓リハビリテーション指導士」を取得しました。心臓リハビリテーションは理学療法の中でも特に多職種との連携が必要な領域であり、チームでのアプローチを推進していきたいと思っています。また、心臓リハビリテーションを学ぶ意欲のある後輩の育成にも力を注いでいきたいです。


職場の雰囲気
職場はアットホームで、先輩や上司も気軽に程よい距離感で接してくださりとても話しやすいです。オンオフの切り替えがはっきりしており、仕事中は頼りになる適切なアドバイスをくださります。また、自己研鑽に励み学会発表や研究に熱心な方も多く、互いに刺激し合える関係性だと思います。

ワークライフバランス
基本的に申請期限などを守った上での有給であれば取得しやすいです。また、早く帰りにくいといったことは全くありません。平日にも休みを取りやすいので、ゆっくりとキャンプや旅行に行くこともあります。日頃からタスク管理をきちんと心掛けていれば、とても気持ちよく働けると思います。

 ※2022年12月取材時の内容です