リハビリテーション科

作業療法士 W.Kさん(2021年4月入職)

所属部署での業務
作業療法士として入院患者さんの今後の生活の質を高めるために動作練習や機能練習、環境調整や動作指導などを行っています。現在、私は整形外科、脳神経内科、膠原病内科、呼吸器内科などを主に担当しています。患者さんが自宅で安全に生活を送れるように自己研鑽に励み、質の高いリハビリテーション治療を提供できるよう自身の技術、知識の向上に努めています。


仕事をするうえでのやりがい
自身の治療により患者さんの希望されている作業が可能になり「ありがとう」と言ってもらえたときにやりがいを感じます。進行性の病気の患者さんや動作時に関節、筋などに痛みを訴える患者さんに対して、装具や自助具を作製することや訓練を行うことがあります。以前までは困難であったその人にとって大切な作業が、実施できるようになったときに喜びを共有できることが、やりがいを感じられる瞬間です。

今後のビジョン
当科では3年目までは新人教育プログラムに準じて、病棟ローテーションする仕組があり、来年度からは救急病棟や循環器内科病棟を担当する予定となっています。特に救急病棟では、私が興味を持っている手外科領域のリハビリテーションを実施できるため、効果的に治療が行えるよう技術の向上と知識を深め患者さんやスタッフからも信頼される作業療法士として活躍していきたいと考えています。


職場の雰囲気
3年目までは、指導者がつき訓練内容や業務についてサポートしてくれています。当科療法士は、職種を超えて気軽に相談に乗ってくれる先輩方が多く、いつも経験の浅い私を支えてくれます。心から尊敬でき目標となる先輩が多く、明るく和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく仕事ができています。

ワークライフバランス
私は、入職時に出身地である新潟県から転居をして来ました。これまでの友人とはすぐには会えない状況となりましたが、先輩方にも恵まれプライベートでもお世話になっています。その他に、ドライブやボーリングなどをして息抜きをしています。また休日は知識を深めるために大学の図書館を利用しています。

 ※2022年12月取材時の内容です