中央検査部

臨床検査技師 H.Tさん(2021年4月入職)

所属部署での業務
現在、私は検体検査室に所属し、主に血液検査や止血検査を担当しています。月に2回程度ある当直業務では血液検査以外の検査も行うため、普段扱わない検体の処理や生化学装置の操作などに苦労しています。そのため、ミスのないようにしっかりとマニュアルを確認しながら検査を行うようにしています。臨床検査は患者さんの病態把握や治療方針にとても大切なため、責任感を持って業務に取り組んでいます。また、採血業務も担当しており、直接患者さんとコミュニケーションを取り、技術を向上させるため日々努力しています。


仕事をする上でのやりがい
検体検査では直接患者さんに関わることは少ないですが、医師に異常値を報告した際にすぐに対応されたり、検査結果により治療方針が決まったりと、チームの一員として臨床に貢献することにやりがいを感じます。また、大学病院であるからこそ、珍しい症例に遭遇する機会もあり学会発表を行う経験もしました。様々な症例を経験することで知識を深められることに喜びを感じます。

今後のビジョン
入職し1年と半年が過ぎ、はじめは日常業務だけで精一杯でしたが、検査結果や患者さんの病態についてなど、深く考えられる余裕が出来てきました。今後は学会や勉強会に積極的に参加し、専門的な知識・技術を身につけていき、患者さんや他の医療従事者に頼ってもらえる臨床検査技師になりたいと思います。また、資格試験にも積極的に挑戦していきたいと考えています。


職場の雰囲気
一つひとつの業務が患者さんの生命に関わるため業務中は緊張感のある雰囲気ですが、休憩中や業務後は和気あいあいとしています。専門的な知識を持つ気さくな先輩が多いため、わからないことがあれば気軽に質問したり相談したりできる職場です。

ワークライフバランス
平日は18時頃に帰りよく料理をしています。もともと料理をすることが趣味で、一人暮らしを始めた今年からは特に手の込んだ料理を作り楽しんでいます。休日は作り置きをしたり、お菓子作りをして過ごしています。

 ※2022年12月取材時の内容です