大学部門

研究推進課 K.Sさん(2016年4月入職)

所属部署での業務
研究推進課は、教職員が研究活動を行ううえで必要な事務的業務を支援する部署となります。人を対象とした臨床研究を行う場合、科学的・倫理的に妥当であるか審査を受けること等、国が作成した倫理指針に定められており、倫理審査に関する委員会の事務を担当しています。
普段は、研究者(教員)から申請された研究計画等の書類について事務確認を行い、審査資料としてまとめ委員会に提出しています。委員会の審査記録や情報公開など、研究の開始から終了時に必要な事務及び支援が主な業務となります。


仕事をするうえでのやりがい
「大学」や「病院」という場を運営する事務部署は多くあり、その業務内容も様々です。職場環境の整備や課題解決に向けてあらゆる分野の職種の方々と連携して業務を進めていく点に仕事の面白みを感じ、自分の提案したアイデアが実現したときに、やりがいを感じます。担当する委員会業務においても、研究者(教員)などから必要な手続が完了して、予定どおりに研究を開始することができたと返事をもらいますと、事務職員としての役割を果たせたのではないかと実感します。

今後のビジョン
コロナ禍でオンライン講義などが進む中、大学の事務作業は従来からの慣習などの理由によりデジタル化が進みにくい状況です。デジタルに強い事務職員となるために知識を身に着けて、教職員のニーズを汲み取りながらデジタルの強みを活かした働きやすい職場づくりを進めていきたいです。また、大学の仕事は多岐に渡りますので、あらゆる仕事を経験して、どの部門においても必要とされる人材になりたいと思っています。


職場の雰囲気
一人ひとりに担当業務があり、責任感を持って業務にあたることができます。医療の専門的なことが多々ありますが、分からないことは教員や先輩・上司が丁寧に教えてくださいます。私が現在所属する部署の仕事相手は主に研究者(教員)ですが、前の部署では事務系・技術系の上司や看護師、協力会社などと同じ職場でも相手が変わります。あらゆる職種の方々と関わりながら、知識や経験を積むことができる職場であると思います。

ワークライフバランス
普段の業務はデスクワークが中心となるので、休日はなるべく外に出て体を動かしたりスポーツ観戦に行ったりしています。連休を取得した際は、応援するスポーツチームのアウェイ会場に出向き、試合前後に歴史・文化やグルメを体験し、非日常感を楽しんでいます。

 ※2022年12月取材時の内容です