本法人は高槻市、一般社団法人高槻市医師会、一般社団法人高槻市歯科医師会、一般社団法人高槻市薬剤師会と「『健康医療先進都市』推進のための連携に関する協定」を締結しました。
全ての市民が健康でいきいきと暮らすことができ、質の高い医療・介護が受けられる「健康医療先進都市たかつき」を推進します。
全国に誇るべき高槻市の医療体制
高槻市は、人口10万人当たりの医師の人数が431.8人と全国で10番目、薬剤師の人数は260.3人と全国で6番目に多く、医療施設が市内に多く所在していることが特長です。(厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計」医療施設等従事別参照)
市内には身近な「かかりつけ」となる病院、医科・歯科診療所(クリニック)が約500施設、薬局は約170施設もあります。
また、かかりつけを後方支援する「地域医療支援病院」が5施設、高度医療を担う「特定機能病院」を大阪医科薬科大学病院が担っており、日常的な健康管理から高度医療まで切れ目のない医療体制が整っています。
さらに、「大阪医科薬科大学 関西BNCT共同医療センター」では、次世代のがん治療法として有望なBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の臨床と研究を行っています。
関西BNCT共同医療センター
高槻市には全ての段階の救急医療体制が揃っています
救急医療機関は、重症度や緊急性に応じて、軽症の初期(一次)救急から重症の三次救急の3段階に分けられます。
初期救急では主に入院治療の必要がなく帰宅可能な軽症患者に、二次救急は主に入院治療を必要とする患者に、三次救急は主に二次救急では対応できない高度専門医療が必要な重篤患者に24時間体制で対応します。
市内の初期救急を担う「高槻島本夜間休日応急診療所」では、関西で唯一、365日体制で夜間から早朝にかけて内科、小児科、外科を診療する体制を整備しています。
二次救急は地域医療支援病院5施設や大阪医科薬科大学病院など市内11病院と北摂地域で最多、三次救急は大阪医科薬科大学病院の救命救急センターが担っています。
また、三次救急のうち、重篤な小児患者の24時間体制の受入などに対応する小児救命救急センターとして、大阪府内で3施設が大阪府知事により指定されており、北摂地域で唯一、高槻病院がその役割を担っています。
救命救急センターと小児救命救急センターの両機能が同一市内にあるのは、大阪府科で大阪市と高槻市のみです。