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個々の成長に合わせた、ゆとりある保育を

バンビ保育室 主任 平井智子

大阪医科薬科大学病院の院内保育室では3歳の年度末を上限に、当院で働くさまざまな職員のお子さんをお預かりしています。対象となるお子さんが年齢の低い乳幼児ばかりですので、個々の成長に合わせ、ゆとりのある関わりをもつことが保育の基本方針です。市の保育所に比べて規模は小さいですが、お子さんが遊びを通して色々な体験をし、成長していけるようにスタッフ一同頑張っています。仕事をしながら育児をした私自身の経験を通して感じるのは、親族はもちろん、さまざまな公共サービスも含めて、サポートは多ければ多いほど心強いということです。仕事も育児も、急なトラブルに見舞われることは少なくありません。そんなときに頼りにできる場所があることが、とても大切だと思います。

医局で働く仲間たちのモデルになれるように

形成外科 市原佑紀 医師

娘に何かあればすぐにPHSに連絡が入ることや授乳のタイミングで呼び出してもらえること、また、利用者が同じ職員ばかりですぐに仲良くなれることなど、院内保育室ならではのメリットをいつも感じています。利用をはじめて最初の半年ほどは一般的な感染症すべてにかかったり、私自身も母親と医師の両立の仕方が手探りで戸惑うことも多く、決して順風満帆とは言えませんでした。それでも家族や医局のサポートもあって、今は娘も私もすっかりこの生活に慣れました。娘は帰りたがらなくなるほど馴染み、社会性も身についているようで、預けてよかったと思っています。私が働く医局は若い女性医師が多く、私が育休明けで仕事に復帰したはじめてのケースです。仕事と育児はきちんと両立できるということを示し、仲間の女性医師たちが後につづきやすいようにしたいとも思っています。

すぐにお迎えにいける便利な場所

循環器内科 市原登 医師

急なお迎えが必要なときや、妻に代わって私が対応しなければいけなくなったときに、医局からすぐに立ち寄れるので院内保育室はとても便利だと思います。女性医師支援センターができたことで今後どのような形で妻や女性医師たちをサポートしてもらえるのか楽しみです。誰もが働きやすい病院づくりに、とても期待をしています。