薬学部 機能分子創製化学研究室
助教候補者の募集について

このたび本学薬学部では、機能分子創製化学研究室 助教候補者を選考することになりました。
つきましては、次の募集要領のとおり、候補者を募集いたします。
 
2023年10月11日
大阪医科薬科大学 学長

大阪医科薬科大学
薬学部 機能分子創製化学研究室 助教候補者 募集要領

1.募集内容
  機能分子創製化学研究室 助教 1名
  着任時期 2024年4月1日(予定)
2.応募資格
次の各号の条件を満たす者
(1)
薬学あるいは創薬化学関連領域の博士の学位を有している者、または、2024年3月31日までに博士の学位取得見込みの者。
(2)
創薬化学関連分野の教育に強い意欲を有し、助教としての優れた見識を有する者で、薬学部における教育・研究に関して明確な理念と指導能力を有する者。
(3)
創薬化学関連の研究に十分な経験と業績を有しており、今後、薬学におけるこの分野の発展に寄与できる者。
(4)
ペプチド化学に精通し、それらをベースとした機能性化合物の設計・合成、機能性評価に関する実験技術を修得している者。またPCRやウエスタンブロット法などの生化学的な実験技術を修得していることが望ましい。
(5)
薬剤師免許を有することが望ましい。
3.教育内容
(1)
「有機化学1~4」など有機化学関連科目の補助、「有機化学実習」または「基礎薬学導入学習」など実習科目の準備および実施(分担)。
(2)
機能分子創製化学研究室における特別演習・実習(卒業研究)の教育および研究指導。
(3)
早期体験学習、薬学総合演習、統合薬学演習、CBT、OSCEの準備および実施を分担することがある。
4.現在の機能分子創製化学研究室の構成とその研究内容
現在の研究室は、教授1名、准教授1名、助教1名が在籍している。主として、以下の研究を行っている。
(1)
細胞膜透過性ペプチドの構造と機能に関する研究
(2)
核酸医薬を細胞内に移行させるペプチド性キャリアの開発
(3)
がん細胞を対象とした分子イメージングプローブの開発
(4)
核酸医薬の創製を目指した新規修飾核酸の合成と機能評価
5.提出書類(各1部、A4版)
〇様式をダウンロードして使用してください。
(1)
履歴書(写真貼付、様式1-1)
(2)
研究業績一覧表(様式3)
(3)
主要論文(研究業績一覧表に記載した原著、総説、著書のうち主なもの5編以内)の目録・要旨
(様式4)と別刷(コピー可)
(4)
科学研究費等研究助成実績(様式5)
(5)
研究業績の概要と今後の研究に対する抱負(主要論文の位置付け、成果の評価、具体的な研究計画と期待される成果などを含む。2000字程度、様式6-1)
(6)
薬学教育に対する抱負(薬剤師養成教育に関する考えを含む。1000字程度、様式6-2)
(7)
推薦書(様式任意、自薦の場合は不要)
(8)
教育・研究内容等に関し照会可能な者2名の氏名、連絡先及び本人との関係(様式任意)

注:提出書類は、必ず本学指定の様式に従って作成してください。
6.応募期限
  2023年12月27日(水)必着
7.書類提出(郵送)先及び問い合わせ先
〒569-1094 大阪府高槻市奈佐原4-20-1
  大阪医科薬科大学薬学部 機能分子創製化学教員人事選考委員会
   委員長 浦田 秀仁
   Tel:072-690-1089 E-mail: hidehito.urata(at)ompu.ac.jp
     ※(at)を@に置き換えてください。

提出書類は原則として郵送(簡易書留)とし、封筒の表に「機能分子創製化学担当教員(助教)応募書類在中」と朱書してください。(ご提出いただいた書類は返却いたしません。)

事務的内容に関する問い合わせについては、下記宛にお願いします。
  総務課長 垣貫 健
  Tel:072-690-1010 E-mail:p-somu(at)ompu.ac.jp
  ※(at)を@に置き換えてください。
8.付 記
 書類選考の上、面接(これまでの研究内容及び今後の教育と研究に対する抱負について20分程度のプレゼンテーションを含む)をお願いすることがあります。詳細は後日ご連絡いたします。
 なお、本学部では任期制を導入しています。

大阪医科薬科大学 求める教員像

1. 優れた人格と豊かな人間性を備え、人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防
と克服及び苦痛の軽減に努める者
2.専攻分野について、優れた教育研究指導上の能力と実績及び経験を有し、教育及び研究に対
して明確な抱負を持つ者
3.各学部及び各研究科の「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程編成・実施の
方針(カリキュラム・ポリシー)、入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」の
重要性を理解し、教育研究活動を推進できる者
4.高い倫理観・道徳観に基づき、公正・公平な教育研究活動と真摯な学生支援が行える者
5.地域医療から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心と熱意を持って活躍し、新たな研
究分野の開拓に取り組める者
6.社会貢献の意識が高く、教育研究成果を社会に積極的に還元できる者
7.自己の資質向上を目的に、変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続け、
また、他者と円滑に協働できる者
8.大学をめぐる社会的動向への関心を有し、大学の発展のために協調性をもって自律的、主体
的に大学運営に参画できる者