活動事例紹介

「医療」と「教育実践」に「研究」を融合させた新しい「LDの治療」のかたち
【LDセンター/小児高次脳機能研究所/小児科学教室】

LD(Learning Disabilities)センターは2001年の開設以来、神経心理学的方法を用いた発達障害児の学習・運動面の評価・診断・指導を行っており、能力向上に加え幼児期の指導が就学後の適応にも効果があると実証されています。また、指導者や保護者への研修会を実施し、年間約50回の開催で延べ8,000名が受講しています。
2018年には小児高次脳機能研究所を開設し、エビデンスに基づく評価・指導法の開発・普及を行うなど、先進的な取り組みを行い社会貢献につなげています。このように医療系大学において、研究に基づいて発達障害児の診断から指導までを一貫して行う機関を持つのは、他に類を見ない取り組みです。
こうした活動は、SDGs目標4.2「乳幼児発達・ケアおよび就学前教育へのアクセスの確保」を実践するものです。

発達障害児のアートプログラム

ダウン症児の学習指導