EDUCATION

教育環境

教育環境について

医療技能シミュレーション室

実践さながらの設備で、看護技術をマスター

採血・導尿・気管内挿管・救急処置など、さまざまな看護技術を、最新のシミュレーターを使ってトレーニングできる「医療技能シミュレーション室」。ここは24時間利用が可能で、不安のある技術を事前に練習しておくことで、安心して実際の患者さんと向き合うことができます。また、学生のときには触れる機会が少ないシリンジポンプや輸液ポンプなども備え、専門性の高い各病棟の研修にも利用。救急看護認定看護師・救急部医師によるAEDのトレーニングも定期的に実施しています。

e-ラーニング

病棟でも自宅でも予習・復習できるオンラインツール

300項目以上にも及ぶ看護技術を、いつでも学習できるオンラインツールを導入しています。閲覧にはインターネットを利用するので、気になることがあれば、病棟でも自宅でもすぐにチェックが可能。看護技術の標準的な手順を、分かりやすい動画などで確認できます。大阪医科薬科大学病院ならではの物品や手順についても対応しているので、実践の場面で活用しやすくなっています。

医療・看護英会話研修(選択研修)

現場で役立つ英会話を楽しみながら学べる医療・看護英会話研修

異文化圏の人々とのコミュニケーションを円滑に図り、看護に活用することを目的に、医療・看護英会話研修(自主参加)を実施しています。ビギナーコースは、講師であるトム先生の母国イギリスの文化や受講者の趣味などを題材に、アットホームな雰囲気の中、楽しみながら学べる研修です。シニアコースは、より実用的な医療・看護英会話を学びます。台北看護協会から研修のために訪れた看護師の通訳を行うなど、実践を通してスキルアップに励みます。

国際交流

海外研修

看護に対する視野を広げ、他国の文化に触れることでグローバルな視点を持ち、他者の考え方を柔軟に受け入れる価値観を持つことができるということを目的に、必要なOMPUラダーを取得した看護師の中から希望者に対して海外研修に参加する機会を提供しています。過去にはアメリカや中国で研修を実施しましたが、それぞれ現地の看護師、他病院の参加者たちと交流しながら、医療制度や看護ケアの日本との違いについて学びを深める場となっています。

海外研修生の受け入れ

海外研修生として台湾台北の看護協会と連携を図っています。事前に研修生の要望を確認し、医療制度や各専門領域における看護師の役割など、自国との文化や価値観の違いを学ぶことができるよう、研修プログラムを作成しています。英会話ができる看護師が通訳しながら、研修目標が達成できるように看護部全体で研修支援をしています。お互いの国における医療・看護の違いなどについても意見交換を行い、私たちも視野を広げることができます。

院内図書館

20万冊以上の蔵書で看護の365日を応援

施設内にある図書館には、20万冊以上の書籍を所蔵。看護関連の専門書も豊富にラインナップしており、毎日の看護で気になったこと、分からなかったことをすぐに解決できます。さらに併設の会議室を利用すれば、同僚たちとの自主的な勉強会の開催も可能。看護師としてのレベルアップの場所として大いに活用できます。

看護系大学院看護学研究科との連携

2010年に大阪医科大学看護学部を設置し、2014年4月には、大阪医科大学大学院看護学研究科を開設致しました。専門看護師を目指す高度実践コース(慢性・母性・小児・精神・がん・老年看護学)を設置しています。看護部と看護学部が連携し、双方のレベルアップを図っています。