学校法人 大阪医科薬科大学 × SDGs

活動事例紹介

看護職のためのリカレント教育推進事業
【看護キャリアサポートセンター】

人生100年時代といわれる長寿社会を迎え、2040年に向けて、少子超高齢化や85歳以上人口の増加が進み、慢性疾患や多疾患併存など医療・介護の複合的ニーズへの対応が重要となっています。さらに、医療の場では、DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革が進展するなか、看護には『看護の将来ビジョン2040~いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護~』(日本看護協会,2025)が示すように、在宅療養や人生の最終段階までを見据えた継続的支援、限られた人材でのケア提供体制の工夫、そして看護DXの実装が求められています。
当センターは、地域に根ざした看護人材の育成と、看護職の継続的な学びと歩みを応援する拠点として、2022年7月に開設され、本年度で開設4年目を迎えました。この間、文部科学省令和3年度「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」、翌年には文部科学省令和4年度「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」の採択を受け、地域社会に貢献できる看護人材の育成と看護職のキャリア支援を応援してまいりました。2025年度は、これら2事業を含む9つの研修プログラムを企画・運営しました。特に今年度は、より多くの方にご参加いただけるよう、対面研修に加えてオンデマンド形式やハイブリッド形式の研修を取り入れ、延べ422人の看護職の皆さまのご参加がありました。
さて、4年間にわたり活動を継続する中で、看護職の基礎的、応用的な実践力の向上を図ると同時に、より専門性の高い領域に対応できる人材育成の必要性も一層明確になってまいりました。なかでも、がん医療の高度化や治療選択肢の多様化が進む現在、専門的な判断力と実践力を備えた看護人材の育成が強く求められています。大学病院を有する本学の特徴を活かし、こうした医療ニーズに応えるため、当センターでは認定看護師教育課程(B課程)を申請し、2025年11月、認定看護師教育課程(B課程)教育機関として認可を受けました。高度な知識と技術を有する看護師の育成をめざし、がん薬物療法看護分野および緩和ケア分野の2課程を、2027年4月に開設する予定です。
私たちは、地域に根差し地域とともに歩む存在であり続けることを目指し、今後も、学内外の看護職の皆さまに学び直しの機会を提供してまいります。


看護キャリアサポートセンター | 大阪医科薬科大学

 

研修の様子①

研修の様子②


研修の様子③