活動事例紹介
大阪医科薬科大学では、人の健康を支え、持続可能な社会に貢献できる人材の育成を目指し、2023年度に大学院修士課程にSDGs/SDHコースを設置しました。
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」の目標に含まれる貧困、教育、ジェンダー、就労などの社会要因は、「健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDH)」として健康に強い影響があります。
本コースでは、SDHと健康の関わりについての学び、社会的な視点を持ちながら健康について考える場を提供しています。コースを通して、多角的な視点で研究・事業の計画立案や評価を行う能力を涵養することを目指しています。
2025年度までの3年間に、6名(内社会人大学院生4名)の入学者を迎え、4名が修了しました(2026年3月修了予定者2名を含む)。本コースは、指導教員の指導満足度、専門科目の満足度、教育内容の満足度でいずれも100%と学生から高い評価を受けています。修了生は、本コースで学んだ知識・スキルを活かし、博士課程への進学や就職など、それぞれの場所で活躍しています。
健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDH)とは
人の健康は、様々な要因が重層的に影響し決定されます。このような、健康を決定する社会的要因は、「健康の社会決定要因(SDH: Social Determinants of Health)」と呼ばれています。
居住環境、働き方、社会経済状況など、個人の社会的背景に関する要因は、ライフコースを通して人の健康に影響します。そして、その結果生じる社会的な健康格差は、重要な公衆衛生課題であり、日本を含めた世界で健康格差縮小への取り組みが実施されています。
演習の様子
講義の様子