大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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多数傷病者受け入れ訓練(写真1)DMATカー(2020年2月導入)(写真3)三島救命救急センターとの合同防災訓練(写真2)災害対策委員とDMAT隊員(写真4)災害医療支援活動について【災害派遣医療チーム(DMAT)】れ、病院内の活動や、転院支援を行うように大阪府から要請を受けており、準備をしています。 2020年2月には、大阪府救急搬送患者受入促進事業費補助金により、DMATカーを導入しました。長距離の移動が可能となるよう前向き座席を5席確保し、被災地で情報取集を行うための電気機器類の使用環境を備えています。災害が発生すれば、救急車と共に出動し、幅広い医療活動を行えるようになりました(写真3)。 このように当院の災害対策委員会およびDMATチームが中心となり、経験と機器の整備を積み重ねながら、あらゆる災害に立ち向かえる病院を目指しています(写真4)。 災害拠点病院である当院は、地震などの災害時に、近隣の病院から多数の傷病者を受け入れて、診療する使命があります。ライフラインが破綻するなか、どの程度の診療ができるか等、把握するために、毎年訓練を通じて検討をしています(写真1)。また、当院のDMAT (Disaster Medical Assistance Team)は、同じ三島医療圏域である三島救命救急センターと定期的に合同訓練を行い(写真2)、地震・津波だけではなく、最近多く発生する水害に対してもシミュレーションを行っています。 さらには新型コロナウイルス感染についても、医療機関で集団感染が発生した場合、「大阪府院内感染対策支援チーム」にDMATも組み込ま521SDG2SDG4SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG

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