大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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看護外来助産師外来看護外来指導室 看護部では、専門看護師や認定看護師、助産師など、その領域に詳しい資格を持った看護職が看護外来を開設し、療養生活支援を行っています。現在は、17看護外来を開設し、2019年度は約3,600件の療養生活支援を行っています。地域住民の方々が住み慣れた地域で生活するには、ますます看護外来の役割が大きくなってきます。今後は、院内だけでなく、地域の医療・福祉サービスとも連携を図り、より充実した看護外来になるよう発展させていきたいと考えています。 病気を患うと患者さんとご家族は、病気に伴う療養生活を送ることになります。その療養生活には、病状の管理や、身体的な症状をコントロールするだけでなく、これまで続けてきた社会活動を調整したり、治療や療養に関する自己決定をすることも含まれます。患者さんやご家族がこのような療養生活を送るには、病いと共に生きていくことを受け止めることが必要になります。また、妊娠・出産によってもご家族は新たな役割を得たり、家族関係の再構築が必要になります。しかし、医師の外来診療では十分な診療時間が確保できなかったり、入院期間が短縮している現在の医療において、このような療養生活支援を十分に行うことは難しく、外来での看護師の療養生活支援が重要になります。●がんサポート外来●糖尿病看護外来●フットケア外来●在宅酸素療法看護外来●慢性腎臓病看護外来●リウマチ看護外来●心不全看護外来●脳血管疾患看護外来●禁煙外来●ストーマ外来●リンパ浮腫外来●メイクセラピー外来●泌尿器ケア外来●助産師外来●ベビーママルーム●不妊カウンセリング●周産期ケア外来地域での生活を支える看護外来【病院看護部】471SDG2SDG4SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG当院で開設している看護外来

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