大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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利用者の居宅へ車や自転車で移動利用者の居宅で訪問看護サービスを提供 本ステーションは、本来の訪問看護業務に加えて、大学の附設施設として教育的役割を担っており、大阪府訪問看護実践研修事業である教育ステーションとして以下のような活動をしています。■在宅実習:大阪医科薬科大学看護学部の在宅 看護実習での看護学教育を実施■体験研修:病院看護師や入退院支援スタッフ、地域の介護・福祉等の多職種の方を対象として、病院と在宅の連携、多職種間の連携の重要性を学ぶ研修を実施■集合研修:地域の訪問看護の質向上を目的とした研修、地域の介護職の方に「人生会議」をテーマに意思決定支援に関する研修を開催■住民啓発:市内の地域包括支援センターと協力し、地域住民を対象として「人生会議」などをテーマに、「すまいとすまい方」等ご自身で考える勉強会を開催■その他:訪問看護サービスについての相談、介護保険・医療保険制度などについて、行政や医療機関、住民の方からの電話相談などの相談事業にも取り組んでいます。 我が国は少子高齢化、生産世代の減少に伴い、社会保障制度、医療提供体制が大きく変化してきており、現在の医療は病院で治療を完結するのではなく、病院から在宅へ継続する時代になっています。 「大阪医科薬科大学訪問看護ステーション」は2015年1月に開設され、大阪医科薬科大学ケアプランセンター、大阪医科薬科大学三島南病院デイケアセンターとともに、地域医療包括センターとして、大阪医科薬科大学病院、大阪医科薬科大学三島南病院、地域の病院、診療所、クリニックなどの医療機関、介護・福祉事業所、行政と連携し、病気や障がいを抱えながら在宅療養生活を続ける方やご家族への支援を通じて、SDGs目標項目3.「すべての人に健康と福祉を」の実現に向けて活動しています。 本ステーションでは、「その人らしく生きる、をサポートする」を実現するために、これからも、地域との連携をより深めながら、質の高い訪問看護の提供と、在宅医療を支える人材の育成を目指していきます。~地域のニーズに応える質の高い訪問看護の提供と、在宅医療を支える人材育成を目指して~【大阪医科薬科大学訪問看護ステーション】その人らしく生きる、をサポートする461SDG2SDG4SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG

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