大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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進んでいます。すなわち施設(大学・病院)、地域、国の垣根を越え連携して治験・臨床試験が進められており、国際共同研究の多くに参加しています。■患者さんの権利を尊重し倫理性を保った 治験・臨床試験をサポート 人を対象とした医学の研究における倫理的配慮等を特に重視し、研究者は誠実・真摯に新規治療開発に関わっています。また、患者さんの不安を解消し安心して各種開発試験に参加していただくため治験コーディネーターをはじめとする熟練したスタッフが研究者の皆さんをサポートします。■各専門分野のプロフェッショナルが新規治療 開発に注力 各専門分野のプロフェッショナルが揃う当院の強みを十分に活かし、一つの薬・医療機器を開発するために“OneTeam”となり、治験・臨床試験に力を注いでいます。 新しい薬や医療機器の迅速な開発を倫理的かつ科学的に実施して信頼性の高いデータを提供し、より良い医療をより早く患者さんに提供することが当センターの役割です。 多くの新薬の治験(人における試験は一般に「臨床試験」といわれますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれます)を実施し、新薬開発に精通した国内トップクラスの施設としてその地位を確立し現在に至っております。 皆さんの健康を希求し、ここ北摂“高槻”から世界に向けて、新しい薬や医療機器の迅速な開発を支援しています。■高槻“発”の新規治療を世界へ 産学連携による新規治療開発を積極的に支援しています。関西BNCT共同医療センターにおける医師主導治験もその一つで、まさに高槻“発”の新規治療を世界へ向けて送り出す支援をしています。これからも、私たちの大学・病院だからこそ開発できる独自の新規治療開発への挑戦をサポートしています。■グローバル化へ迅速に対応し多数の国際 共同治験を支援 医学・生命科学の進歩はめざましく、病気の原因が次々と明らかにされ、その治療法も日進月歩の勢いで開発されています。また経済・文化のグローバル化が進んでいるのと同様に、新薬開発の分野でも予想を超える勢いでグローバル化が臨床研究センター健康を希求し、ここ北摂“高槻”から世界に向けて新しい薬や医療機器の迅速な開発を支援しています【臨床研究センター】371SDG2SDG4SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG

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