大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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~社会の公器~※USR=University Social Responsibility※COC=Center of Community※SDGs=Sustainable Development Goals▶大阪医科・薬科大学統合と薬学部新キャンパス設置▶病院新本館着工・完成及び次世代通信対応のスマートホスピタル実践▶次世代がん治療『関西BNCT共同医療センター』治験・診療開始▶高槻高等学校・中学校のキャンパス整備の完成と教学力の向上▶大阪府三島救命救急センターの移転受諾と救急医療の拡充▶地域・産官学連携活動の拡充(高槻市+茨木市+近隣府県+企業等)▶三島南病院の移転・新築▶臨床系学部の新設構想▶附属小学校・幼稚園の新設構想▶(学)大阪医科大学と(学)大阪薬科大学の法人合併(2016年)▶(学)大阪医科大学と(学)高槻高等学校の法人合併(2014年)▶大学院薬学研究科設置・拡充(2021年)▶中央手術棟竣工・開院(2016年)▶三島南病院(第2病院)開院(2015年)▶訪問看護ステーション設置(2014年)▶新保育所完成(2014年)▶大学院看護学研究科設置(2013年)▶グローバル人材の育成▶プロフェッショナル人材の育成▶全業務定期検証法人部会設置▶大学人としての成長▶教育力、研究力、診察力の強化▶国際化の推進▶健康科学クリニックの成長▶病院経営力、財務力の向上▶事務局設置、組織力の強化▶ガバナンス・マネジメントの整備学校法人大阪医科薬科大学理事長 植木 實 2015年、国連で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択されました。SDGsはそのアジェンダ(行動計画)の中に掲げられており、日本を含む各国は2030年までの達成を目指さなければなりません。「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育の実現」「働きがいやジェンダー平等の重視」「住み続けられるまちづくりやパートナーシップを通じた持続可能な社会の実現」といった17の目標と、それら目標を達成するための169のターゲットが設定されています。 私たち法人では、これからもこのサステナビリティ活動冊子に沿って、「次世代がん治療であるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)など高度先進医療」「高槻市・茨木市をはじめとする近隣地域との連携」「国際化」「中等・高等教育との連携」などを進めてまいります。今回の大学統合で、これらを一気に加速させることができるでしょう。 本学法人の全ての組織は、高槻市内に拠点があります。本部キャンパスは阪急高槻市駅前に位置し、そこには医学部、看護学部、同大学院及び大学病院が集合しており、近隣には法人の設置する高槻高等学校・高槻中学校と大学の運動場(さわらぎキャンパス)、そして少し離れた山手の阿武山キャンパスに薬学部、同大学院があり、市内南部には分院としての三島南病院(214床)とJR高槻駅中に健康科学クリニックが附設されています。高槻市は大阪と京都の中間に位置し、人口は約35万人と今も発展を続けており、私たち法人で働く教職員数も正規・非正規を合わせると4,500人に上りますが、地域社会の一員として、その責任の重さを意識せざるを得ません。「積極的な情報公開」「健全な経営と運営」を心掛けて、重責を果たしていく所存です。 このサステナビリティ活動冊子は、私たち法人をご理解いただくのに、最良のご紹介になるものと信じております。皆様におかれましては、ぜひとも私たち法人の活動にご関心をお持ちいただきますようお願い申し上げます。2021年4月1日03社会的責任

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