大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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15校に上っています。■学びの質の拡充 医学部では、6年生の「選択臨床実習」での交流を見直し、2020年度より新たに国立台湾大学医学部との単位互換をスタートさせました。原則4週間の研修とし、両大学同じ評価表を用いて学生を評価し、互いに派遣先の大学で単位付与の審議及び単位認定を行います。また、2019年度より留学生の本学でのクリニカル・エレクティブを原則1科目2週間とし、より専門性の高い学びのプログラムへと刷新しました。本学学生の臨床実習プログラムに留学生を参加させることにより、学内での国際交流にも一役買っています。 看護学部では、2019年度よりミネソタ州立大学マンケート校での短期プログラムを開始しました。今後、留学プログラムの単位認定を含め、プログラムを充実していきます。 当センターでは、「海外交流支援制度」を設け、学部学生だけではなく、大学院生や研修医など若手の海外研修も支援しています。医療人としての専門性を高め、職業人として自分が持つ知識や技術が世界でどのように役に立つのかをしっかり自覚し、持続可能な国際社会に貢献できる次世代医療人育成の一助になるようさらなる国際交流の質の向上を図っています。グローバル人材育成のための国際交流【医学部/薬学部/看護学部】 本学の卒業生である中山太郎元外務大臣・名誉顧問の提唱により設置された「中山国際医学医療交流センター」は、本法人の「人間性豊かな良質の医療人及び次世代のリーダー・グローバル人材の育成」に重要な役割を果たしています。 本法人は「国際的視野に立った教育・研究或いは良質な医療の実践」を大学設置の目的としており、我が国の高等教育におけるグローバル化が急速に進む中、本学の教育においても「国際化」は当然のものです。 高等教育は、世界が直面する課題の解決に貢献するという使命があり、個人が属する地域や国を超えた、共通する課題や問題を克服する力を養うことが求められています。■学びの場の拡充 当センターは開設以来、アジアを主とした交流校を中心に、短期留学プログラムを展開しており、2019年には新たに、ミネソタ州立大学マンケート校、北京大学深圳医院との協定を締結し、医学部、看護学部両学部の学びの場を広げています。2020年3月現在、協定締結校・施設の数はミネソタ州立大学マンケート校訪問医学部クリニカル・エレクティブ修了式【医学部/看護学部】223SDG4SDG17SDG1SDG2SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG9SDG

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