大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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はじめに本学校法人経営・運営の要点継続性・公共性・自律性人・物・金・仕組の充実(財政基盤・人材・組織力・ガバナンス)インテグリティの涵養(誠実性・真摯性)SSDの実践(自らの学習による能力向上)組織の拡大・充実法人合併の推進飛躍・社会貢献合併成長医療系大学力の強靭化活動の原点最良の医療系大学経営基盤の強化2030年(SDGsゴール)教育・研究・医療の向上(※USR・COC・SDGs包含)「サステナブルな社会の実現」への貢献 2021年4月、学校法人大阪医科薬科大学の下、大阪医科大学と大阪薬科大学は統合し、新しく「大阪医科薬科大学」となりました。 大阪医科大学は1927年、大阪薬科大学は1904年の創立と、いずれも約1世紀の歴史があり、医学・看護学、あるいは薬学の分野で少なからぬ貢献をしてきたものと自負しております。 それぞれの大学を持つ学校法人大阪医科大学と学校法人大阪薬科大学が対等の立場で合併し、学校法人大阪医科薬科大学となったのは2016年でした。もちろん、医学・薬学・看護学の融和と相乗効果が狙いです。今回、大学そのものを統合したのは、「これからの1世紀も、サステナビリティ(sustainability、持続可能性)を失わずに社会の公器として貢献し、私たち法人自身も発展するには最適の選択肢」と考えてのことです。 こういった私たち法人の理念と方針をまとめたのが、「サステナビリティ活動冊子」です。初版は法人合併の前年の2015年、学校法人大阪医科大学が制作しました。考えの根底にあるのは、「ISO26000(組織の社会的責任に関する国際規格)」で、社会的責任・社会貢献・地域還元を強く意識しております。 その後法人合併時に1度改訂し、今回、大学統合を機にさらに第3版へと進化させました。今回の改訂では、従来のISO26000だけではなく、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals=SDGs)」を採り入れています。02

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