大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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臨床・疫学研究専門部会【審査対象の確認】次の研究または治療に該当①人及び人に関する情報やデータ、またはヒト由来試料を対象とする研究②人に対する治療等の医療行為③薬学もしくは看護学に関する研究YESました。 これを契機として、研究活動に関する不正や不祥事が発生しない環境づくりが急務であるとして、研究者による研究計画の明確化と所属長の承認、さらには組織的な審査制度の確立を図りました。2020年度からは「研究実施届システム」を構築することにより研究者による研究計画の義務付け及び研究計画の「申請先判断フローチャート」を定めることで、研究活動の透明性確認と、研究活動に伴うトラブルの未然防止に努めています。研究者の不正や不祥事を起こさせない仕組み(公正性の確保)【法人】 組織が法令や倫理的な行動基準を遵守し活動することは、公正な事業や教育・研究・診療活動を行うための基礎となります。このため本法人では、2011年に「倫理心得」を制定し、毎年見直しを行い、ホームページ等で理解の徹底を図っています。職員は、それぞれのミッションを果たすため、倫理指針等を理解し、日々の活動を行っています。 非常に稀なケースですが、研究者が所属長との十分なコンセンサスがないまま研究活動を進め、安全性の確保に問題が生じた事例があり審査対象外【審査対象の確認】次の研究または治療に該当①人及び人に関する情報やデータ、またはヒト由来試料を対象とする研究②人に対する治療等の医療行為③薬学もしくは看護学に関する研究NO研究倫理委員会(本会)(病院看護部)看護研究委員会(看護学部・看護学研究科)看護研究専門部会【人を対象とする医学系研究に関する倫理指針の対象となる研究】人(試料・情報を含む。)を対象として実施する次の研究①傷病等の成因及び病態の理解②傷病の予防方法③診断方法④治療方法の改善及び有効性の検証【看護研究における倫理指針・看護研究のための倫理指針の対象となる研究】看護研究治験審査委員会【治験】薬機法に基づき医薬品・医療機器の承認を得るための研究【医療提供上(治療上)において先にQI管理室への報告が必要な次の項目】②未承認新規医薬品・医療機器を用いた医療を提供する事項YES薬学研究専門部会(仮称)【薬理の疫学研究】薬学部で実施する研究(要検討)YESYESYESYESYES高難度新規医療技術評価委員会病院倫理委員会病院倫理委員会【医療提供上(治療上)において先にQI管理室への報告が必要な次の項目】①高難度新規医療技術を導入する事項YESYESNONONONONONO研究及び治療等に関する委員会判断フロー図(抜粋)181SDG2SDG5SDG6SDG7SDG8SDG10SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG3SDG9SDG17SDG4SDG16SDG

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