大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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ギー管理指定工場となり、年間の合計使用量を5年度間平均1%以上の低減が義務づけられています。新しく建築された中央手術棟や関西BNCT共同医療センターでは省エネタイプ機器を使用し、LED照明器具を全面採用するなど、省エネルギー化を推進した結果、二酸化炭素排出抑制に貢献し、事業者クラス分け評価制度(SABCD評価制度)の優良事業者として経済産業省のホームページで公表されました。 これからも「施設課」や「省エネルギー推進委員会」を中心に、教職員や学生・生徒が一丸となって、法人全体の省エネルギー活動に取り組んでいきます。環境に優しく、災害に強いエネルギー活動の実践【法人】 大阪医科薬科大学病院では2016年以降、最新設備の手術室・ICU・病棟重症個室等を備えた中央手術棟やPET検査・BNCT治療を行う関西BNCT共同医療センターを竣工させました。中央手術棟には、停電時に対応する非常用発電機400kWが2台あり、瞬時でも電気が途絶えると生命維持に支障を来す手術室・ICUなどのコンセントには、無停電電源装置から電源を供給し、非常用発電機と併用した停電時対応可能の電力システムを構築しています。2019年1月に高槻市域において発生した大規模な工事トラブルによる約20時間に及ぶ法人本部キャンパス全域の停電時も、支障なく医療活動を継続できました。 また、近年気候変動によるゲリラ豪雨や台風、大雨により水害被害が多く発生していることを考慮し、電力設備関係と大型熱源機器関係を屋上階に設置して浸水被害による病院機能停止を防ぐよう配慮し、自然災害に対する強靭化を図っています。災害と気候変動に適切に対応できる持続可能で省エネルギーな環境を維持する活動を推進しています。 本部キャンパスは、エネルギー使用量が原油換算で3,000klを超えるため、第一種エネル無停電コンセント2010年~2015年は学校法人大阪医科大学学校法人大阪医科薬科大学のエネルギー使用量・延べ床面積の推移14058.2160kl/千㎡千㎡504030201002502001501002010年度14056.312011年度14053.082012年度14053.422013年度15449.212014年度16049.96三島南病院開院2015年度延べ床面積エネルギー使用量(原単位)20648.89学校法人大阪医科大学と学校法人大阪薬科大学との合併2016年度21248.13中央手術棟運用開始2017年度21548.01関西BNCT共同医療センター開院2018年度20748.95本部キャンパス5号館・臨床講堂棟解体高槻中学・高校南館1期工事完成高槻中学・高校南館2期工事完成高槻中学・高校本館完成学校法人大阪医科大学と学校法人高槻高等学校との合併2019年度171SDG2SDG4SDG5SDG6SDG8SDG10SDG12SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG7SDG11SDG13SDG

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