大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
16/64

ては、誰もが公平に能力を発揮し向上できるよう、内外で開催される研修への参加を奨励し、資格取得制度や人事評価制度の拡充を図っています。学びがい、働きがいを守る、持続可能な支援体制と仕組み【法人、大学、高等学校・中学校】 大阪医科薬科大学並びに高槻高等学校・中学校では、約4,500名に上る学生・生徒の大多数が、入学後4~6年間という長期間にわたる学業生活を過ごすことから、教育や研究活動のみならず、生活面や経済面の不安や悩みなどを解決するために「保健管理室・学生生活支援センター・学生相談室」を設置し、「担任教員・校医・養護教諭・生活指導教員・スクールカウンセラー」などが親身になって相談に応じています。加えて、携行できる「手引書」を配布し、生活相談、健康管理、危機管理などをわかりやすく解説しています。特に女性が多い学び舎でもあり、ジェンダー平等やハラスメント等の人権に関する悩みに注意を払っています。経済面では多様な奨学金制度を設け、経済困窮などによって将来の夢が閉ざされることがないよう支援しています。また、大学では、学生生活支援センターとIR室が協働して「学生生活、不安、悩み、ハラスメント」など多岐にわたる内容の「学勢調査」を毎年実施し、学生生活を向上させるために、集計結果を「大学ホームページ」などを通じて内外に公開しています。 新型コロナウイルス感染症に関しては、全学生を対象に、週1回、安否確認システムを使った健康調査で心身の健康確認を行い、体調不良や気になるコメントがあれば電話連絡をして話を聴いています。陽性者、濃厚接触者については、毎日、システムによる健康調査を行うとともに、保健師が電話連絡をし、体調の確認だけでなく、不安や困りごとについても話を聴いています。 一方、本学卒業生の多くが勤務する大学病院の開設者である本法人では、人権、ハラスメント、コンプライアンスなど職場教育を充実させ、女性差別や社会的弱者の立場を考えるための教育機会を設けています。職員にとって、健康的かつ安全で持続可能な職場であり続けるためには、社会人として規律を重んじ、インテグリティに満ちた職場環境を維持する必要があるため、2012年に「倫理心得」を制定し、毎年、内容の見直しや遵守徹底を指導しています。また、業務執行におい全体6年生5年生4年生3年生2年生1年生医学部学生生活全般の満足度0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%28.031.229.315.228.620.339.245.19.85.958.113.58.139.325.07.148.527.36.149.320.048.415.15.449.416.95.40.31.31.31.22.51.01.91.42.91.31.33.0満足している■ほぼ満足している■あまり満足していない■満足していない■どちらでもない■6年生5年生4年生3年生2年生1年生薬学部0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%5.17.46.49.46.915.833.527.116.736.229.017.48.030.926.625.510.630.638.814.98.342.542.56.940.429.314.15.711.1全体6.630.333.211.318.62.34年生3年生2年生1年生看護学部0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%41.444.37.630.949.416.065.825.346.86.344.310.0全体30.751.814.6161SDG2SDG6SDG7SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG4SDG5SDG8SDG10SDG

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る