大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2021
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■配属部署の受け入れ体制整備(採用後) 研修会の開催や専門知識を持つ職員の巡回、面談の実施や、相談窓口の設置を行いました。■「雇用促進チーム(愛称:フクシア)」の立ち上げ 2020年1月からは従来の方法に加え、「雇用促進チーム(愛称:フクシア)」を立ち上げ、適性の似かよった障がい者を同じ職場に集中的に配置し、作業効率を上げることによって達成感や働きがいを持つことができる職場を作ろうとしています。フクシアの業務は主にキャンパス敷地内や大学建物等の環境美化業務ですが、随時、郵送物の封入作業等の事務補助業務の受託も行っていきます。 これらの活動内容を他の医療法人や学校法人に向けて発信することで、他の病院や学校における障がい者の方々の雇用促進に繋がっていくと確信しています。 本法人ではこれからも障がい特性を活かした障がい者雇用を積極的にサポートし続け、パートナーシップを形成することによって働きがいのある職場作りを実現していきます。職場での共生に向けて(障がい者も、健常者も)【法人】 本法人ではこれまで、障がい者が仕事を通じて働きがいを感じつつ自ら能力を発揮し、自立した職業生活を過ごせるよう積極的に雇用機会を創出し、雇用の拡大と定着の促進を図ってきました。しかしながら、障がい者と協働することに慣れていないこと等からミスマッチが起こり入職しても定着し難い、また法人規模の拡大に伴う職員数の増加、更には法定雇用率の引き上げなども相まって法定雇用率は未達成の状態が長く続きました。 そこで、定着支援策として、法人全体で以下のような取り組みを行った結果、2019年及び2020年の6/1(ロクイチ)報告において法定雇用率を上回ることができました。■採用方法の見直し(採用前) 関係機関からの紹介により、障がい特性を事前に理解することでミスマッチによる早期離職を防ぐことができました。学校法人対象のセミナーでの講演「フクシア」定例ミーティング印刷物の封入・発送業務151SDG2SDG4SDG6SDG7SDG11SDG12SDG13SDG14SDG15SDG16SDG3SDG9SDG17SDG5SDG8SDG10SDG

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