大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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87地域還元 学校法人大阪医科薬科大学は高槻市の「地(知)の中核拠点」として「教育・研究・医療」活動を通じて多くのステークホルダーと関わっています。本法人の一日の活動に関係するステークホルダー数は高槻市の総人口の3.2%以上に及んでおり、高槻市への貢献は計り知れないものがあります。 例えば、高槻市に営業拠点を置く取引業者との物品やサービス等の取引額は、平成27年実績で約7.5億円(約140社)に達します。これらの取引業者は高槻市に「法人住民税」や「固定資産税」を支払っており、高槻市政の運営に生かされています。 また、本法人に勤務する職員の高槻市への住民税の支払総額は約8億5千万円(2千人)に上っており、これまでの社会貢献活動で紹介した「教育・研究・医療」活動とは別に、高槻市をはじめとするステークホルダーに対する「富への貢献」による社会貢献活動であると捉えています。 一方、住民税等の支払対象ではありませんが、高槻市内から両大学と高槻中学校・高等学校に通学する学生・生徒数は総数の23%(1114人)に達しており、高槻市の街づくりや活性化につながっています。市バスターミナルの提供【大阪薬科大学】■コミュニティへの参画 大阪薬科大学では約1000人の学生と、約60人の教職員がJR摂津富田駅から高槻市バスにて通勤と通学をしています。 本学では大学に近接する学有地(1072㎡)をバスターミナル用地として、高槻市に提供(無償)し、その場所には、複数のバスが待機できるスペースとバス運転手の方の休憩所が設置され、機能的なターミナルとしての役目を果たしています。その結果、臨機応変のバスオペレーションが出来るようになり、直行バスの運行が可能となって、本学学生や教職員はもとより、近隣住民の方々からもご好評をいただいています。高槻市への貢献(富への貢献)【学校法人大阪医科薬科大学】■コミュニティへの参画高槻市マスコットキャラクター「はにたん」(写真とイラスト/高槻市役所提供)

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