大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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78事例3 東日本大震災をきっかけにボランティア活動に対する関心が高まり、平成24年夏には生徒有志他総勢38名がボランティア活動を含む東北研修に赴きました。この流れを受けて、生徒の活動の場として「ボランティア委員会」が組織され、企画立案から募集、実施、振り返りまでの一連を生徒主体で行い、多くの生徒が登録しています。 「ボランティア委員会」は、日本赤十字社青少年赤十字の加盟校として他校と交流をしながら、クリーンキャンペーン・あしなが学生募金・献血呼びかけなどの活動を行っています。また、27年10月2日付で、高槻ロータリークラブの支援のもと、国際ロータリー第2660地区のインターアクトクラブ(青少年による国際ボランティア団体)に加盟し、活動の範囲が広がっています。 そのほか、大阪医科大学病院(患者様初診案内・誘導)、大阪マラソン(沿道整理等)などでの活動に積極的に参加し、主体性と協働意識、他者尊重と社会貢献の精神を学んでいます。ともにより良い社会づくりや地球の未来について考えを交換しながら、一歩ずつ行動に移すことで、社会の一員としての自覚と責任が芽生え、視野が広がり、将来設計のヒントを得ることにつながることを期待しています。 事例4 大阪薬科大学では、毎年10月末から11月初旬の3日間、学生が企画・運営する学園祭(大薬祭)を開催しています。小学生向けの化学実験や一般市民が出店するフリーマーケット、薬用植物園の公開等、市民が気軽に参加できるイベントを盛り込み、更には学園祭の案内チラシと当日に利用できる金券を近隣住戸に配付して、より大勢の方々に足を運んでもらい、地域住民と一体となって学園祭を盛り上げ、地域の活性化にもつなげています。学園祭(大薬祭)で取り組む近隣サービス(大阪薬科大学)生徒主体のボランティア活動(高槻中学校・高等学校)ボランティア活動に励む高槻中学校・高等学校の生徒

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