大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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77地域還元健康フエア本法人におけるさまざまなボランティア活動■コミュニティへの参画事例1 大阪医科大学病院は、地域に医療を提供するだけでなく、ボランティア活動を通して高度に専門分化された大学病院の中で、患者様、患者様のご家族の良き理解者・協力者として医療者とは異なる立場で、「ヒューマンサービス」に取り組んでいます。平成20年11月に活動を開始して丸8年が経過し、現在登録者数93名、月延べ200人以上の方々が活動されています。病院の中で一つの役割を担い、初診案内・患者誘導、患者図書、病棟での車イス空気圧点検、小児病棟での本の読み聞かせ、縫製、グリーン植栽など10種以上の活動が行われています。ボランティア活動は、温かさと癒し、安らぎのある空間を作り出すことで、病院の雰囲気を明るくまた爽やかにしています。また将来、医師、薬剤師、看護師を目指す学生たちをボランティアとして受け入れ、自己理解の実現や実社会に接することで他者への理解を深めるなど、「学び」の場として社会・教育活動の役割も果たしています。 病院看護部は病院における活動そのものが社会貢献活動ですが、看護職の特徴である「人間」「生命」「健康」「成長発達」「生活」「環境」「社会」をキーワードとした、私たちが必要とされる場面場面において、可能な限り地域社会に役立てるようにプラスアルファの活動を積極的に行っています。その結果、多方面の方々から、感謝の言葉をいただいており、これからも継続的に活動していきたいと考えています。ふれあいボランティア活動(大阪医科大学病院)事例2看護職の強みを生かしたボランティア活動(大阪医科大学病院)平成28年度活動実績▶高槻シティマラソン救護班:4名▶健康たかつき21:3名▶市民の健康フェア:7名▶地域の保育所の保育士さんへの心肺蘇生研修:1回▶次世代の看護職(助産師含む)育成のための職業紹介 授業:1回▶生命の尊厳教育としての小・中学校等への出前授業: 2回Needs“気付き・共感”一緒に作るボランティア活動はニーズが基本です患者様・ご家族の支援者として患者様をケアするチームの一員病院の良き理解者・協力者として、医療者とは異質の患者サービスを提案します癒し調和ゆとり社会化安心癒し調和ゆとり社会化安心ふれあい活動ニーズニ病院担い手(ボランティア)患者様

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