大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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75社会貢献三島南病院における地域医療への取り組み【大阪医科大学三島南病院】■治療と健康 三島南病院は、大阪医科大学の附設医療施設として平成27年7月1日に開設されました。急性期、回復期リハビリテーション、療養、地域包括ケア病床の計214床に加え、血液浄化センター、高度がん放射線治療「サイバーナイフセンター」を有するケアミックス型病院です。 大学病院では高度急性期医療を、そして三島南病院では救急医療、急性期医療、回復期医療、慢性期医療提供体制のもと、在宅医療の担当部門が円滑に情報を共有できる体制を整え、地域の皆様に対して急性期から在宅までの一貫した医療を提供しています。また、開放病床5床を有し、地域医療機関の登録医と共に、共同診療を行い、退院後も一貫性のある継続的な診療を行っています。そして、地域とのネットワーク形成、健康づくりの一環として、27年10月には、地域住民の皆様を対象とする健康フェアを開催しました。特別公演として、「胃がん予防とピロリ菌」について講演会を開催し、また健康測定、乳がんのセルフチェック法、各種相談会、ハーブ演奏会なども実施致しました。当日は約300名のご参加があり、地域の皆様の健康への関心の高さがうかがえました。さらに、28年7月から、大阪医科大学看護学部と三島南病院看護部との協働による地域住民を対象とした健康イベントを毎月第1土曜日の午後に、三島南病院の外来ロビーで開催しています。 そのほか、年に数校の近隣中学校の職業体験学習の受け入れを行っており、地域社会と密接に関わり、次世代を担っていく人材の育成に貢献したいと考えております。三島南病院裏(救急入口)三島南病院正面健康フェアの開催近隣中学校の職業体験学習

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