大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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70 中国・山西医科大学病院では、患者の再入院率・合併症発症率を低下させ、患者の医療サービスへの満足度・QOLを高める継続看護システムづくりに積極的に取り組んでおり、慢性疾患患者への継続看護システムを構築できる中核となる人材の育成が急務であるため、研修先として同じ文化圏で地域包括ケアシステムを推進している日本を希望し、これまで定期的に学術交流があった大阪医科大学を派遣先に希望してきました。 看護学部では実際の研修プログラムを5段階に分け、事前学習、訪問看護への見学同行、訪問看護事例の計画立案、医師の往診への同行、臨床講義の受講、研修報告資料の作成など多くのプログラムを目標通り達成しました。 本支援活動は、通訳者、研修先の指導者やスタッフの熱心な指導、担当領域である慢性期成人看護学領域教員のフォローアップなど力強い支援があり、当初設定した研修目的・目標を達成することができ、帰国後、派遣元の病院の継続看護システム構想について研修で得られた知識と経験を活用していると派遣元責任者から評価されています。看護に関する多様な地域支援活動【大阪医科大学看護学実践研究センター】■治療と健康 大阪医科大学看護学部は、「看護学実践研究センター」が中心となり、多様な支援活動を展開しています。最新かつ高度な看護知識と経験を生かし、海外からの留学生や、地域看護の支援、地域の病院の人材育成などにも積極的に取り組み評価されています。1.アジア・国際「山西医科大学からの研修生受け入れ支援」看護学実践研究センターの取り組み研修プログラムの光景研究センター組みーの取り看護学学実践研看護学実践研究センターの取り組み山西医科大学からの研修生受け入れ台北医科大学への派遣市民看護講座大阪医科大学看護研究会地域病院教育担当者研修アジア国際人材育成地域看護

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