大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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62 高槻市における救搬送件数(過去5年間)大阪医科大学病院における高槻市の救急車応需状況(過去5年間)「救急医療は医の原点」地域住民の皆様に安心な暮らしを!【大阪医科大学病院救急医療部】■治療と健康 平成27年度総務省データによれば、我が国における救急搬送件数は546万件で、そのうち高齢者の搬送は50%まで占めるようになりました。高齢化社会が進み、急性期を含めての包括的地域一体型医療圏の構築を見据えて、各医療圏における救急医療の必要性はより一層高まっています。救急医療部では25年度から、 ①救急車ホットライン開設 ②プロ意識を持った救急医療の展開 ③各専門科との連携強化 ④魅力ある救急医学教育 ⑤リサーチワークの充実化などに取り組んでいるところです。全国的に高齢化が進む中、本学の位置する高槻市においても65歳以上の人口比率は20年の20%から28年は28%に増加し、救急搬送件数は増加の一途をたどっています。   一方で、大阪医科大学病院では救急搬送の積極的受け入れを目指してきました。28年の高槻市内からの救急車受入数は1870件で5年前の1.6倍となり、同市内の救急搬送の10%以上を受け入れています。救急疾患や怪我は時と場所を選ばす突然起こり、平穏な日常を脅かします。地域住民の皆様が安心して暮らしていけるように今後とも「救急医療は医の原点」をモットーに活動していきます。救急外来入口停車中の救急車1900018000170001600015000H28H27H26H25H24(件)2000150010005000H28H27H26H25H24(件)

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