大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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50 集合研修としての大阪薬科大学公開教育講座では、長年にわたり医薬品の適正使用等につき、数多くの討論を経て理解の深化と情報の共有を図ってきました。しかし、近年の薬剤師法改正や医薬品医療機器等法により薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しています。在宅医療などでは、「安全性の確保」の上に立った薬物治療に対し、薬剤師が一層の役割と責任を担うことになります。また、法改正を受け、今後新しく登場してくる医薬品の添付文書には、「相互作用」や「作用機序」などの項目を中心に従来見られなかった事項が、数多く掲載されるようになります。医療に関係する学問分野は日進月歩のため、学生時代に習った知識だけでは最新の添付文書の内容を十分に理解することは次第に難しくなってきます。そこで、個々の薬剤師がこれからの業務で欠くことのできない問題解決(臨床推論)能力を養うことを目指して、演習を主としたセミナーを開催しています。平成28年度は秋に2回開催し、それぞれ20名の参加がありました。「サテライトセミナー」開催を通じた薬剤師の再教育【大阪薬科大学公開教育講座】■教育及び文化第1回サテライトセミナー第2回サテライトセミナー

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