大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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 また、当地における中等教育機関の雄として創立77周年を迎えた「高槻中学校・高等学校」は、たゆまぬ学校改革に挑戦し続けており、グローバリゼーションへの積極的な取り組み、男女共学化など、常に社会から高い評価を得る学校運営を行っています。 一方、経営面においては、三島南病院の開院、高度先進治療が提供可能なハイブリッド手術室を備えた中央手術棟の開設、がん治療における次世代の先進的治療法としてのBNCTプロジェクトや全病院建替え事業のメインタワーとなる病院新本館の建築計画などが始まっております。併せて、法人合併を反映した「倫理心得」の改正、業務改革の推進と統合、人事交流の促進、近未来に発生が予想される大規模災害の発生に備えた「危機管理システム」の再構築など、多くの改革を矢継ぎ早に進めています。 本法人が平成27年にサステナビリティ活動冊子(初版)を発行してから2年余りが経ち、その間、前段でご紹介した通り経営環境が大きく変化しております。今号では、最新の活動を中心に、「SR/ISO26000」基準に基づき、「医療系総合大学・学園だからこそできるサステナビリティ(社会・環境の持続的発展のための責任ある行動)」をご紹介してまいりたいと思います。本法人は、これからも歴史豊かな教育先進都市・高槻市において、「教育・研究・医療・社会貢献・地域還元活動」を通した結びつきをより一層強固なものとするために、日々確かな歩みを続けてまいります。03学校法人 大阪医科薬科大学理事長 植木實平成29年9月1日▶大阪医科・薬科両大学統合▶病院新本館着工・完成▶次世代がん治療施設「大阪医科大学BNCT共同臨床研究所・関西BNCT共同医療センター」 竣工・稼働▶高槻中学校・高等学校新キャンパス完成 (教育改革推進・男女共学化)▶中央手術棟竣工・開設▶三島南病院(第2病院)開院▶大学院看護学研究科設置▶訪問看護ステーション設置▶新保育所完成▶グローバル人材の育成▶プロフェッショナル人材の育成▶全業務定期検証法人部会設置▶大学人としての成長▶教育力・研究力・診療力の強化▶看護学部の充実▶健康科学クリニックの成長▶病院経営力、財務力の向上▶事務局設置、組織力の強化▶ガバナンス・マネジメントの整備▶大阪薬科大学との法人合併▶高槻高等学校との法人合併

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