大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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24雇用及び雇用関係/労働条件/社会的保護/社会対話【法人】-----------------------------------------------勤労の権利と義務----------------------------------------------- 本法人は、日本国憲法第27条に定めている「国民の勤労の権利」を守るべく、勤労条件(賃金・就労時間・休息その他の勤労条件)を定め、勤労の権利と義務を保証しています。全ての教職員に対し平等な勤務機会を確保しつつ、安全・安心・健康に配慮した労働条件・労働環境を守るべく、人事関係の学内規則類(就業規則/時間外労働/休日労働に関する協定届/服務規程/賞罰規程/定年規程/給与規則/住宅手当支給規程/個人情報管理規程など)を制定し、公平で公正な運用と処遇を実現しています。また、定期的に労使による対話が維持されており、組織の方針や課題、解決策の検討・協議が行われる場が設けられています。-----------------------------------------------労働条件及び社会保障----------------------------------------------- 国際労働基準と一致した労働条件を保障し、病気、外傷、妊娠、老齢などの原因によって経済的な困難に陥った場合に、国や社会、組織から保護が受けられる仕組みが構築されています。具体的には、雇用に関連する人事関係の規程類の他、各種制度を設け、被雇用者の権利を守り、働く意欲の向上につながる制度を導入しています。例えば以下のような規程類が事例として挙げられます。  短時間正職員制度に関する内規/休職規程/育児休業規程/介護休業規程/契約職員・アルバイト職員育児休業規程/契約職員・アルバイト職員介護休業規程/保育室運営規程/兼業規程等-----------------------------------------------私学共済制度による保障----------------------------------------------- 私学共済は、私立学校等に働く教職員を対象とした共済制度で、本法人の教職員は原則として本制度に加入します。①短期給付(健康保険)、②長期給付(年金)、③福利厚生事業(加入者とその被扶養者の健康保持・増進及び日常生活の援助)の三つの制度を通じて教職員の福利厚生を支援しています。教職員は困ったときや、必要なときに本制度を通じて安心と安全のサポートを受けます。以下に具体例を挙げます。①短期給付事業:加入者やその被扶養者の病気、外傷、 出産、死亡、休業、災害などに対し給付金が出ます。  (弔慰金、災害見舞金、傷病手当金、出産手当金など)②長期給付事業:加入者が一定の年齢になったとき、障 がいの状態になったとき、死亡したときなどに、加入 者や遺族に年金や一時金の給付がなされます。③福利厚生事業:加入者とその被扶養者の福祉の向上 を図るため、健康の保持増進ための支援や病院、運 動場、会館、宿泊施設、保養所の利用や貯金の受け入 れ、積立共済年金、共済定期保険及び資金貸付けな どの福利厚生事業が行われています。■労働慣行

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