大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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02 高槻市は、大阪・京都に隣接する歴史ある自然環境豊かな街です。「学校法人大阪医科薬科大学」は、この地において長年にわたり「教育・研究・医療」における「地(知)の中核拠点(Center of Community)」として、「サステナビリティ=社会・環境の持続的発展のための責任ある行動」に積極的に取り組み、地域社会に深く根づきつつ信頼関係を築いてまいりました。 本法人は、最優の医療系総合大学・学園を目指し、人間性豊かな良質の医師、薬剤師、看護師を育成する医療系大学2校と、世界を舞台に活躍できる次世代を担うリーダーを育てる6年一貫の中学校・高等学校1校の計3校を中核に、大阪医科大学病院、大阪医科大学三島南病院(以下、三島南病院と称す)、健康科学クリニック並びに訪問看護ステーションなど、多様な活動を通して地域社会・コミュニティの発展と成長に関わっています。近年、本法人の経営改革は目覚ましいものがあり、平成26年4月に「学校法人大阪医科大学」と「学校法人高槻高等学校」が、平成28年4月には「学校法人大阪医科大学」と「学校法人大阪薬科大学」が法人合併し、高槻市内を拠点とする高等教育・中等教育を担う「学校法人大阪医科薬科大学」が誕生いたしました。 創立90周年を迎えた「大阪医科大学」と創立113周年を迎えた「大阪薬科大学」の法人合併は、「医学・薬学・看護学」の融合による「最高の出会い」、「最強のチーム」という法人合併時のキャッチフレーズの如く、日々の教育・研究活動において互いが強みを発揮しつつ切磋琢磨しており、教職協働の下、補助金採択件数などで着実に成果が生まれつつあります。  はじめに最優の医療系総合大学・学園を目指した長期目標のヒエラルキー本学校法人経営・運営の要点公共性・永続性・自律性社会の公器創立120周年100周年80周年法人合併の推進SSDの実践(自らの学習による能力向上)組織の拡大・充実インテグリティの涵養(誠実性・真性)教育・研究・医療の向上人・物・金・仕組みの充実(財政基盤・人材・組織力・ガバナンス)合併飛躍成長最良の医科大学経営基盤の強化大学力の強靭化活動の原点サステナビリティ確立(USR・COC包含)

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