大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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18 その他、学校法人大阪医科薬科大学として、それぞれの教育機関で利用できる豊富な「奨学金制度」を設け、学生生活を側面支援しています。加えて、事例2・3で紹介しているように、大阪薬科大学や大阪医科大学看護学部では、卒業後の進路における不安に対し、卒業生が在校生に自らの経験談を話し合う機会を設け、不安の払拭に努めています。経済的、社会的及び文化的権利■人権 私たちが生活していく上で大切な、精神的、身体的に健康で幸せな生活を求めるための権利は尊重されなければなりません。本法人では、「教育・研究・医療」のそれぞれのニーズに見合った高度な教育と人間形成に必要な教育の充実を目指して全力を注いでいます。入学後の長期間にわたる学生生活において、誰もが不安を抱いたり、悩んだり、行き詰まったりする時期が出てきます。物理的、精神的に困った時などのために、親身になって学生・生徒を支援する「保健管理室」や「学生・生徒の生活支援室」などの組織が設置されており、校医や健康管理医、生活指導の先生方がサポートする体制が整っています。例えば大阪医科大学と大阪薬科大学は、それぞれ「学生生活の手引き」、「学生生活ガイド」等を作成し全学生に配布しており、その内容は諸手続きから、保険・生活相談・健康管理・危機管理等に関する留意事項にいたるまで細かく解説しています。困った時の対応・支援体制大阪医科大学 医学部大阪薬科大学大阪医科大学 看護学部学生・生徒教職員先生、先輩 上司 等保健管理室 等学生相談室各種委員会相談窓口 等キャリアサポート教職支援委員会学生生活支援センター学務、教務、人事 等事故自然災害各種トラブル(SNS・勧誘・近隣等)生活困窮 等ハラスメント 等学校生活・学習・成績・クラブ活動 等食生活こころの不調家庭問題健康不安 等教職活動進路相談 等思春期の悩み 等奨学金 等

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