大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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16本法人における人権尊重の構図 「人権」は全ての人が生まれながらに持つ社会的権利であり、全ての人は平等に扱われ、自由に思ったことを表現し、働き、食べ、医療や教育を受け、安全に生活するための基本的権利を有しています。本法人に勤務し学ぶ教職員や学生・生徒は、人・組織の両面で「人権」を重んじ、職場では労働三権を守り、労働組合など職員代表に対しては、法人の運営方針などの情報共有と意思疎通を図っていくことが大切です。 本法人では、性別、年齢、出身地、身体的特徴等による差別の排除、障がい者や高齢者雇用の促進、活躍する女性の人事面での配慮、困っている人に対する支援体制の充実、研修を通じた人権意識の高揚、法律で保障された労働条件の維持、ハラスメント行為防止の徹底、特定個人情報並びに個人情報管理の徹底や労働三権の維持、各種委員会や苦情相談窓口の設置など、人権を守るために細心の注意を払っています。本法人では平成23年に「倫理心得」を制定し、本法人で働き学ぶ教職員や学生・生徒が、社会から信頼され必要とされる人・組織であり続けるために、常に確認できるようホームページ上で公開し周知を図っています。大学病院を擁する本法人は医療に従事する職員が多く、それぞれ、医師、薬剤師、看護師等の立場で守るべき「倫理綱領」が定められています。また、研究者も文部科学省外郭団体CITIが管理するeラーニングで「研究倫理」を学んでいます。労働三権の保障・各種ハラスメントの防止(従業員・職員組合との対話)全ての活動において人権に配慮した施策・取引等国・地方自治体との連携(情報交換等)法令順守・特定個人情報保護・個人情報保護・医療診療情報保護(厳重な取り扱いと管理)(法令順守・人間の尊重・情報の管理)倫理心得等理事長 等方針教育啓発活動ホームページ等活用人権教育推進委員会口窓談相権人書簡類規則類リーフレット類教職員採用後のオリエンテーションでの指導障がい者等とのインタビューによるフォローアップ採用活動における公平性・公正性確保など人権への配慮苦情解決、差別及び社会的弱者への配慮■人権

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