大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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11社会的責任ガバナンス〈組織統治〉に対する考え方と運営体制■組織統治答申報告・意見等諮問連携連携監査※1(経営全般)・法人の業務・財産の状況 等監査監査(業務・会計)監査※2※1 主に経営全般とトップマネジメントを対象※2 主に現場を対象※3 全業務定期検証法人部会/業務の自己点検制度・内部統制の整備、運用状況を検討・評価し改善を図る理事会(理事長)最終決定・権限委譲・業務執行の 監督 等 ガバナンス(学校法人統治)~公平性・有効性・効率性の向上~監査(会計) ・計算書類の監査業務の執行(内部監査対象領域)良好な統制環境・統制活動等(マネジメントレビュー※3)情報企画管理部総務部財務部学務部入試・広報部病院事務部 等事務局大阪医科大学・大学院大阪薬科大学・大学院高槻中学校・高等学校図書館 等大阪医科大学病院三島南病院健康科学クリニック地域医療包括センターLDセンター訪問看護ステーション薬用植物園 等学校附属・附設施設評議員会理事監督監督監督理事理事監事法人監査室検証業務会計検査院監査法人厚生労働省・大阪府・高槻市等文部科学省大学基準協会マネジメントレビュー省庁・自治体検査等三様監査人会議(内部統制環境の整備等)内部統制 大阪医科大学、大阪薬科大学、高槻中学校・高等学校、大阪医科大学病院、三島南病院や健康科学クリニック、訪問看護センターなどで構成される本法人は、常勤職員と非常勤職員を合わせると約4500名になる大きな組織です。 このように拡大を続ける法人の経営を適切に推進していくためには、「ガバナンス」を適切に機能させることが重要で、それが経営の「公共性・信頼性」、「永続性・安定性」、「自律性・独自性」につながります。 法人の最高意思決定機関である理事会は、経営に関する計画、実行、現状把握、要因分析、対策と改善、予算統制、次年度事業計画の策定などのPDCAサイクルを適切に機能させ、理事同士が相互に監督し合い、重要案件については「評議員会」の諮問・答申を受けます。理事長はこれらの活動を法人監査室を通して検証します。監事は、理事会の決定事項が、各理事によって法令や規則等を順守しつつ適切に遂行されていることを検証するとともに、必要に応じて改善提言を行います。また、監査法人、法人監査室(内部監査)と連携しつつ、四半期に一度、「三様監査人会議」を開催し、状況把握と問題認識などの共有化を図り、必要に応じて理事長や副理事長に提言を行います。本法人は、文部科学省、厚生労働省や自治体などの検査、審査のほか、公的資金については省庁を介して会計検査院の検査を受ける立場にあり、常に適切な処理を行い説明責任が果たせる仕組みを整えています。

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