大阪医科薬科大学 サステナビリティ活動 2017
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80事例7 大阪薬科大学資料展示室は、創立100周年記念事業の一環として、平成16年にA棟図書館4階に整備されました。資料展示室は、創立100周年関係資料のほか、本草綱目、江戸時代の往診用薬箱、蘭引、薬研、薬袋などの薬学教育関連資料を常設展示し、本学の歴史を約20分間に編集したDVDビデオも上映しており、一般公開しています。さらに、資料展示室は、入学式、学位記授与式、新規採用職員のオリエンテーション等の学内利用はもとより、オープンキャンパス(年5回)、市民講座(年2回)など大学行事の際、一般の方々の学内見学コースとして、また近隣中学校の職場体験学習などに利用し、113年間にわたって貢献してきた足跡を示す役割も果たしています。資料展示室の一般公開(大阪薬科大学)事例8 大阪医科大学職員親睦団体である「酉水会」は、昭和35年に、医師、教員以外の職員の互助組織として発足しました。会員から一定の会費を徴収するとともに、法人からも援助を受け運営が行われてきました。 近年、大阪医科大学における他学校法人との合併などの理由で親睦会の運営が難しくなってきたことから、平成28年度に会員の総意により発展的に解散しました。この解散を機に、余剰金の使途について会員にアンケートを行ったところ、ユニセフや東日本大震災、熊本地震の被災地に対する寄付を希望するとの意見が多数を占め、酉水会幹事会は以下の寄付を行いました。職員親睦団体(酉水会)からユニセフや被災地を支援(大阪医科大学)①ユニセフ②日本赤十字を通じて東日本震災支援③日本赤十字を通じて熊本震災支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・500万円・・・・500万円・・・・・・500万円合計1,500万円

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